先日、なぜアナタはDVDのコピーをやらないのか?ということを聞かれた。
「某論文の捏造が世間を騒がせているからです」だとか「実はゴーストライターがいるんです」などと返答しても良かったのであるけれども、本腰を入れて書いてみたいと思う。
まず日本はコピーだらけだ。どこ行ってもオリジナルは無くコピーばかり。それでいて他人を批判する。とてもじゃないけれども筆者はできない。
名だたる旅館、ホテル、レストランのメニューの偽装問題にはじまり、食品の偽装なども記憶に新しい。
それでいて、中国を批判しているんだから日本は、もっと始末が悪い。
テレビで某デパートに「信じていたのに…」とか言ってる、お姉さん方々。
あなたはDVDコピーしていませんか?PDFコピーしていませんか?本をコンビニでゼロックスコピー使ったら犯罪ですよ忘れていませんか?
企業のプレゼンを見れば、パワーポイントに映写されたのは未来の世界の某ネコ型ロボットだったりして企業で
すら法令を守らなかったりする。
某企業が携帯ミュージックプレイヤー型の電話機を出せば全員で同じモノを使う。当然、企業である以上、潰れるリスクもあるわけで一社独占はユーザーからすればバックアップができないリスクもある。
それでも皆さん全員で同じモノを使うという、ビートたけし氏の言う「赤信号みんなでわたれば怖くない」状態である。
誤解しないでいただきたいのはコピーが悪いという話でなくて日本はコピーだらけだという話である。
しかしプロは、そうはいかない。コピーが悪かろうが良かろうがコピーできない立場にある。先月も頼まれた「あなたに迷惑かけないからコピーしてほしい」と。
何を考えているのか?筆者が迷惑かからなかったとしても作者に迷惑かかるでしょうが。
『ブラックジャックによろしく』のように二次利用が許可されている作品以外、全てコピーできないわけで、つまりコピーされたら複製した人間が困るのでなく作者が困るのだ。それが良いか悪いかなんてゼンゼン別問題だ
。
本来、大和の和とは、和する心とは遠く離れた隣人を愛する心だったはずだ。
つまり筆者はコピー自体は悪いとは思ってはいない。作者が二次利用を許可していない以上、やらないだけなのだ。
まぁ作者自身が複製して、どんどん配れというような某財団の成果物であれば遠慮なく複製します。
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